Q.自己分析で短所ばかりが浮かんできます。自信がどんどんなくなっていきます。自分は社会人にすらなれないのではと思ってしまいます。
A
いっそ自己分析なんか止めてしまえばいいのではないでしょうか。また、自己分析で見つかるものなんて特徴程度で、実際に長所かどうかは結果でしか見られないものだと思います。ご質問の内容からすると謙虚な方だと思います。それだって長所になることもあれば短所になることもあるでしょう。
少なくとも僕が学生だった頃、自己分析なんて言葉はありませんでした。それでも就職はできました。
社会に適合した人生を歩んでいるとは嘘でも言えないような状態ですが、まぁ、社会での居場所もなんとか手に入れてきているつもりです。最近はキャリアナントカみたいな人たちが跋扈していますが、一言二言や単なる理論で人生表わされちゃたまんねぇわな、と笑い飛ばして気にしない様にしてはどうでしょうか。
社内で毒舌すぎると怒られました。ので補足です。
基本的に「あなたが現在、何らかの行動をするという状態で存在している」ことが最大の長所だと思います。
何言ってるかわかんねぇよ、ですね。
人間は多面的な生命体で、長所と短所がいくつずつあるという、ゲームのステータスみたいに表現されるわけではありません。日々の生活を送るうえで、そういう長所と短所をやりくりしながら生きているわけです。
僕は「冷静」とか「タフ」とか言われます。自分ではよくわかんないです。
人と話をしていて、なぜそういわれるのかはなんとなく想像がつく、という程度です。
そしてそういった「冷静」とか「タフ」であることが結果的に良い結果に結びついたことが、極々まれにあります。したがって結果的に「長所」となるのでしょう。
でも前述の通り、自分ではよくわかりません。
なぜならば普段通りのその性質を「やりくり」しながら、日々の生活を送っているからです。
ご質問なさった方も、ご自身の特徴を「やりくり」しながら日々を送っていると思います。誰でもそうです。
逆にやりくりができているということは長所が(もっと広義でいえば特徴が)存在している証明なのです。
つまり「存在しているのは長所があるから」とということだと思っています。