先日の誰かさんのブログから刺激を受けたわけではないですが、
とっても懐かしくなりました。
毎年、就活に関わる仕事をしてるのにね。
誰しもが同じような体験だったりと、
色々なことがありますよねー、就活。
別に苦労自慢がしたいわけでもなんでもないのですが、
ちょっとだけ振り返ってみます。
僕は大学時代は新潟にいたのですが、
地元北陸での就職はほとんど考えず、
目指すなら東京!とワケのわからない理由で、東京で活動をしておりました。
当時、業界検索のキーワードは「広告」ほぼ一点。
「マーケティングの消費者心理を専攻していた」というのが表向きの理由ですが、
結局は『ただの憧れ』だったように思えます。
東京への就活、東京での就活は、やはりそれなりに大変でした。
移動は夜行バスか夜行列車がほとんど。
1回の合説や、1社の会社セミナーのためだけに動くのはもったいなかったので、
必ずメイン目的の前後に何か関わりのあるところに行けるよう
スケジュール調整をしておりました。
夜行列車だと当時『ムーンライトえちご』という電車があり、
それによく乗ってましたね。
学割や青春18切符を駆使して、とにかく移動交通費を抑えたいと努力してました。
新宿駅着が朝5時過ぎ。
大体何か始まるのって10:00~だったりするので、
新宿駅到着後は甲州街道沿いのファーストキッチンで時間を潰すか、
そのまま山手線に乗り換えて2周から3周くらいするか、が毎回の過ごし方。
山手線のグルグルは1回座れてしまえば
通勤ラッシュ時も気にならずゆっくり寝ていられる。
荷物を抱えて、田舎から出てきた感は満載で、滑稽ではあったと思いますが、
意外と居心地のいい時間でした。
(ちなみに駅で流れる音楽は、有楽町駅の音楽が好きです♪なんか、東京っぽい)
宿泊先も自分の人脈をフル活用という感じでしたね。
東京在住の自分の友達はもとより、
友達の友達の家に泊めてもらったり、
親戚を頼って横浜まで行ってみたり。
友達の友達の家に泊めてもらった時なんて、
コンビニの夜勤で家主が不在で、
寝かせるだけ寝かせてもらったりしたこともありました。
数回だけですが、新宿のカプセルホテルだったり、
北千住(南千住?)の素泊まり3000円くらいの
4畳半の部屋に泊まってみたりもしました。
何事も経験だ。
まだ微妙にマンガ喫茶を利用するという環境じゃなかったように思えます。
時代的なもんかな。
就活はロールプレイングゲームみたいだなぁと感じていました。
情報を収集し、実際に色々と動いてみる。訪問してみる。
強い敵(?)に出逢えば敵わない、それもいずれ経験値になる。
知らず知らずのうちに仲間ができて、たまに行動を共にしたりする。
特に地方学生としては、東京の就活生の仲間を見つけることができたのは良かったです。
元々の友達ではなく、就活を通じて出会った仲間。
1人で行動していたからこそ、思い切って声をかけることができ、仲間になれたのかなと。
結果、進めていくうちに色々なことが見えてきて、
本当に行きたい会社は途中で変わりました。
残念ながら、その願いは叶わずという結果でしたが、
一応就活自体は無事終えることができたので、100歩譲って良しとしよう。
社会人のスタートは、決して満足できる環境ではありませんでしたが、
それがあったから今があると信じよう。
きっと、いかなる局面でも楽しめるかどうか、なのだと思います。
僕はなんだかんだ楽しめました。楽しみながら過ごしてました。
人から言わせれば、『何も考えてないだけ』とも言われそうですが(・ω・; ゞ
みなさんもいずれ社会人になって、就活を振り返った時、
「こんなことあったよねー」って笑って話せるくらい、
充実したものになればいいですねー!