昨日一昨日はセンター試験でしたね。
人によってそれぞれではあると思いますが、
個人的にはセンター試験はその後の人生を大きく分けた
節目であったように思えます。
当時僕の場合は、将来というか、その後をとっても安易に考えていました。
一応の志望校はある。
でも、センター試験の結果次第。
奇跡が起こって上手くいったら、ここを狙おう。
失敗したら、ここになら行けるかな。
そんな感じ。
一貫して考えていたことは「とにかく一度、実家を出たい」ということのみ。。
結果、大きな失敗はなくとも、特に大きな成功をするわけでもなく、
割と普段通りの点数、という感じ。
結果的に進学した大学は、それまで検討していた大学ではなく、
センター試験の結果と照らし合わせてたまたまA判定が出ていたので、
じゃあここなら受かるかな、程度の選択でした。
(実はそれまで大学の存在すらほぼ知らなかったという…)
しかも後期合格だしね。。
ま、色々な思いがあったセンター試験だったわけです。
今年は奇しくも天候には恵まれなかったですが、
受験生のみなさんのご健闘ぶりをお祈り申し上げます。
さて、キャリアの観点で見た際、就活生のみなさんでも、
今までに既に色々な節目を経験し、選択肢を通過しているわけなんですよね。
思い付きで考えると…義務教育と呼ばれる、割と横並びの道筋を通った後。
1つ目は高校受験。
2つ目に高校の文理へのコース分け。
3つ目に大学受験。
そして、4つ目にあたるのが就職活動かなと思います。
どの高校へ行くかにより、その後の進学や就職には多少なりとも影響はありますよね。
そして、文系に進むか理系に進むか。
もちろん、ゆくゆくの大学進学を検討する場合などでは受験科目も異なりますし、
専門的に就きたい学問の道も多少縛られてきます。
(医学に携わりたいなら、文系からでは結構しんどいかな、的なやつね)
センター試験もそうですよね。
高校卒業にあたり、進学か就職か、進学を希望するに当たっては
乗り越えていかねばならない難関の1つかな、と。
もちろん、どの大学に行くかも大切ですが、
何を学ぶか、これによってその後に影響することは考えられます。
語弊がないように追記すると、
「この高校に行ったから」
「文系(もしくは理系)を選んだから」
そして
「この大学でこの学問を学んでいるから」
といって、
その後のコースが決まっているわけではありません。
自分の思いや努力次第で、若い皆さんであれば、何度でもやり直しはきく、はず。
でも、これまでのご自身の軌跡により、
その後想定される職業などが現時点で少し絞られてきているのも事実かと思います。
理想を言えば、
「こんな職業に就きたい!だから、これを学ぼう!」
とこれまでの道筋を選べていたケース。
自分自身の「こうなりたい!」という思いは、何にも代えがたい原動力です。
そしてこの場合は、就活においても大きく迷うことなく、
ある程度絞れている中で自分の希望を探れば良いのかも。
逆に、なんとなくで今に至ってしまう人は、
ここにきて悩んでいるかもしれませんね。
僕自身も経済学部経営学科にいたので、
学部や学科による「こんな業界が合いそうだ」はほぼ皆無。
というか、文系職種であれば一番どこにでも行きやすい学部ではあったと思う。
ということは、自分で絞っていく必要があるという言い方もできる。
絞っていく必要がある、なら聞こえはいいけど、
絞らなければいけない、というのが実態ですよね。
でも、強くお伝えしたいことの1つとして、『悩むなら今』だと言えます。
色々な可能性はいつでも探れると思いますが、
社会人としての1社目は、良くも悪くも自分自身の『働く』というベースになります。
日々、忙しいとは思いますが、
悩むなら今。
悩めるのも、今。
じっくり悩んで、自分自身と向き合ってみてくださいね。
長くなりました。
みなさんは、まさにまた大きな節目を迎えるにあたり、
その先が決まる分岐点に立っているわけです。
どの道に進もうとも正解は無いわけですが、
その後、自分の生き方を肯定できるような、
自分に納得のできるような選択をしてもらいたいですね。
はい、センター試験から引っ張りすぎました。
また気持ちよーく持論を延々と書き綴ってしまう悪い癖。
一応、反省はしてますので。。